熱海・起雲閣通りの「ジンギスカンMOJIRI（モジリ）」（熱海市昭和町）が12月15日、1周年に向けたイベントを始める。

希少な北海道産サフォークを提供する（関連画像5枚）

　出身地である北海道のジンギスカンを熱海でも食べてほしいと1月1日、熱海市内ですし店や和食店を経営する柿田武史さんが開いた同店。開店から1周年を迎えるに当たり、12月15日から店内で販売するドリンク類全てを半額で提供するイベントを行う。

　半額対象になるのは、生ビール（700円）、生絞りレモンサワー（800円）、ジムビームハイボール（500円）など。シャトレーゼベルフォーレワイナリー直送「樽（たる）出し生ワイン」（グラス＝880円、ボトル＝4,300円）などワインやウイスキーも対象とする。1月15日まで。

　1周年に合わせて12月2日には、北海道産羊肉「サフォーク」の提供も始めた。「サフォーク カルビ」（2,880円）、「サフォーク 上ロース」（2,980円）など。オープン時から提供してきた北海道のルスツファーム産ブランド羊「羊蹄（ようてい）ひつじ」を使うメニューと併せて提供する。

　柿田さんは「サフォークは、国内流通量が非常に少なく仕入れが難しいとされる希少な羊肉。開店当初から交渉を続け提供にこぎ着けた。脂身の甘みが特長」と話す。「都内の有名ジンギスカン店に負けないクオリティーの羊肉を提供できるので、熱海の住民や移住者に味わってもらい、これからの熱海を担っていく店に成長させていきたい」とも。

　店長の石川慎太郎さんは「多くの人の支えで1年を迎えることができ、感謝の思いを込めたイベント。常連客も増えてきているが、さらに羊肉に力を入れて幅広い客層においしいジンギスカンを届けたい」と力を込める。

　営業時間は15時～22時。木曜定休。