
体験型イラストまんじゅう店「ANNDOT(アンドット)」(熱海市伊豆山)が6月1日で1周年を迎えた。
国道135号沿いの伊豆山参道近くに昨年オープンした同店。全国的に「都まんじゅう」などの名称で知られる、あんをカステラ生地で包んで焼いた小ぶりなまんじゅうを販売する。まんじゅうの味は、白あん(108円)とカスタード(120円)の2種類を用意。客のスマホに保存された写真をその場でまんじゅうに転写する「オリジナルプリントまんじゅう」(180円)のサービスも提供する。店長の大槻一茶さんは「オープン当初から生地の配合や焼き加減を試行錯誤して改良を重ね、現在の味にたどり着いた。オリジナルプリントまんじゅうは、記念日や贈り物などに注文するお客さまが多く、店の人気サービスになっている」と話す。
1周年を記念して、同日限定でドライブスルー形式の特別販売を行った。店頭前の駐車スペースに机を設け、「1周年記念パック」(500円)を販売。白あんとカスタードを合わせて6個入りで、カスタードのまんじゅうには周年記念のオリジナルデザインをプリントした。
約40組が来店し、車での利用者に加え、通りがかりの買い物客や観光客も立ち寄るなどにぎわいを見せた。大槻さんは「普段は駐車場に止めづらい大型バスまで立ち寄ってくれて、これまでまんじゅうを届けられなかった方にも販売することができた」と振り返る。「これからもお客さまに小さな感動を届けられる店でありたい。気軽に立ち寄れる店舗づくりを目指していく」とも。
営業時間は10時~17時。