
「晩酌屋 ふう鈴」(熱海市清水町)が9月20日、熱海魚市場近くにオープンした。
カウンターとテーブル席を備える「晩酌屋 ふう鈴」店内(関連画像7枚)
店主は熱海出身の高橋風香さん。大学卒業後は都内で営業職に約6年間従事したが、将来を見据えて転職を決意。地元へ戻り、飲食業に携わる中で自らの店を持つことを志し、昨年夏から準備を進めてきた。繁華街での物件探しに難航したが、「地元の人に来てもらいたい」と住宅街の立地を選んだという。
場所はかつて青果店だった角地で、店内は紺色の壁と木目調を基調とした落ち着いた雰囲気に仕上げた。店舗面積は約48平方メートル。席数は、カウンター=5席、テーブル=13席。
和食を中心に、定番料理と一工夫を凝らしたメニューを用意する。看板料理は「牛すじ煮込み」(800円)や「ふうちゃんぷる」(600円)。そのほか20種類ほどの料理をそろえ、今後は日替わりメニューも展開する予定という。ドリンクは約30種類を用意し、季節のフルーツサワーとして現在は「赤しそサワー」「柑橘(かんきつ)ミックスサワー」(以上700円)などを提供している。
高橋さんは「1人でも気軽に立ち寄れて、常連客や近隣住民とにぎやかに楽しめる場所にしたい。帰ってきたくなるような店にできれば」と話す。
営業時間は17時~23時。月曜定休。