
熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子 kiito -生糸-」(熱海市銀座町)が10月10日、新メニュー7種類の販売を始める。
熊本県上益城郡産の和栗を100%使ったモンブランを提供してきた同店。細さ1ミリの錦糸状に絞る「生糸モンブラン」が看板メニューで、観光客を中心に支持されている。
今回、栗専門店としての強みを生かし、より多彩な産地の栗を取り入れ、栗の魅力を多面的に味わえるラインアップに刷新した。
新メニューは、大粒で香り高く、濃厚な甘みが特徴という兵庫県産「丹波栗」や、熊本県産「利平栗」を味わえる「食べ比べモンブランセット」(2,880円~)のほか、通常の約1.5倍サイズの「生糸モンブラン 栗ふじ」(3,880円)、午前限定の「ミニモンブランセット」(1,980円)など。
テイクアウト商品は、「利平モンブランフラッペ」(1,180円)、「生糸モンブランソフトクリーム」(980円)を新たに販売する。
今後、愛媛産や地元・函南産の和栗の導入を予定している。川岸瑞樹店長は「オープンから4年たち、『生糸モンブラン』の第2章に進む準備が整った。栗を通じて、四季ごとに変わる日本の味をこれからも丁寧に伝えていきたい」と話す。
営業時間は10時~17時。