熱海の「ホテルニューアカオ」(熱海市熱海)が11月4日、「昭和レトログルメフェア」を始めた。
フェア会場のホテルニューアカオ「メインダイニング錦」(関連画像4枚)
同ホテルが昭和改元から100年を迎える2025年に合わせて昨年秋から取り組む記念イベントの一環。「昭和100年 新しく、懐かしい。世代を超えて、今」をコンセプトに、「昭和レトロ体験」を企画する。
フェアは、館内の「メインダイニング錦」で提供するランチタイムのハーフビュッフェで行う。メインディッシュとして、昭和の洋食文化の定番料理を追加した。大人のお子さまランチをイメージし、ナポリタンとオムライスビーフシチューソースを盛り合わせた「プレートA」と、昭和の家庭の味をイメージし、豚のしょうが焼きやえびフライ、ハムカツなどを盛り付けた「プレートB」の2種類。いずれのプレートにも、バニラアイスとサクランボをのせたクリームソーダがセットで付く。
ビュッフェコーナーに「自分で作るプリンアラモード」も用意。皿にプリンを盛り付け、フルーツや生クリーム、シロップを自由にトッピングし、オリジナルのプリンアラモードを作る体験を提供する。
広報マネジャーの杉山聖也さんは「これまでのキャンペーンでは空間を通した昭和体験を届けてきたが、今回は『食』をテーマにした。若い世代には新鮮に、中高年の方には懐かしく感じてもらえるような空間と味を通して昭和100年を楽しんでほしい」と話す。宿泊者以外の利用も可能で、「地元の人や観光客にも幅広く体験してもらいたい」とも。
料金は2,970円。12月21日まで。