まぜそば専門店「蘭丸(らんまる)」(熱海市下多賀)が11月20日、小山臨海公園近くにオープンする。
まぜそば専門店「蘭丸」の看板メニュー「台湾まぜそば」(関連画像5枚)
東京・蒲田で肉まんなどを卸しやキッチンカーで販売している清水智一さん、薫さん夫婦が店主を務める同店。2024年8月に咲見町で開店した肉まん店「萬福楼(まんぷくろう) 熱海の肉饅(にくまん)。」で提供していた台湾まぜそばが好評だったことを受け、下多賀にまぜそば専門店を出店した。萬福楼は休憩所にした。
店舗面積は約30平方メートル。席数は8席。干物店だった建物を改装し、白を基調とした店内にピンク色のカウンターを配置して明るい雰囲気に仕上げた。
看板メニューの「台湾まぜそば」(1,000円)は、中太麺に「うま辛ひき肉」、地元・網代の削り節専門店「丸藤」のかつお節、静岡県産卵、九条ネギ、ニラ、刻みニンニクなどを盛り付けて提供。自家製のラー油や昆布酢などで味変を楽しめるようにし、「追い飯」用にご飯も付ける。智一さんは「また食べたくなるような味に仕上げた。麺は1玉200グラムで追い飯も付くのでおなかいっぱいになるはず」と話す。
豚まん、あんまん(以上400円)も販売し、テイクアウトにも対応する。ドリンクは瓶ビールや台湾ビール、ウーロンハイなどを用意し、いずれは夜営業を始めつまみメニューを増やす予定という。
智一さんは「地域に根差した経営を心がけ、地元の人に通ってもらえる店にできれば。駐車場もあるので、仕事などで国道を通る人にも気軽に寄ってほしい」と呼びかける。
営業時間は11時~17時。水曜定休。10台分の駐車場を設ける。