クリームパン専門店「熱海パン」(熱海市田原本町)が12月14日、新商品「熱海塩ラスク」の販売を始めた。
2025年4月にオープンした同店にとって初の新商品で、「看板商品の世界観を生かしつつ、常温で持ち運べる土産需要にも応える商品として投入した」という。
新商品は「熱海塩ラスク」「熱海塩ミルクラスク」(以上500円)の2種類で、フランス発祥でバターをたっぷり使うパン「ブリオッシュ」をベースにしたラスク。表面に熱海産の「熱海塩」を付けて焼き上げ、甘みと塩味のバランスを際立たせた。開発の背景について、店長の江川絢子さんは「これまで常温で販売できる商品がなく、土産や食べ歩きでも買いやすいものを用意したかった」と話す。販売開始から半月がたち、子どもから年配客まで幅広い層に好評で、既にリピーターも出ているという。
「熱海パン」の看板商品「もちもちくりーむぱん」は、生地や豆乳クリームに「熱海塩」を使い、「熱海塩ミルク」「熱海塩キャラメル」など複数のフレーバーを展開してきた。ほんのりとした塩味で甘さを引き立てる点が特徴で、食べ歩き需要も取り込んできた経緯がある。
「熱海塩」は、熱海沖の海水から作られる地域資源として、飲食店や加工品での活用が広がっている。近年はジビエ加工品やジェラートなどにも使われ、「熱海らしさ」を打ち出す食材として注目を集めてきた。江川さんは「今後も地元の食材を使った商品展開を積極的に行い、地域活性化につなげたい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~17時30分。水曜定休。