カレー専門店「三茶カリーZAZA ATAMI」(熱海市中央町)が1月24日、熱海市役所近くにオープンした。
熱海市役所近くにオープンした「三茶カリーZAZA」外観(関連画像5枚)
東京・三軒茶屋で行列のできる人気店として知られる「三茶カリーZAZA」(東京都世田谷区)の熱海店。西川達哉さん、雅子さん夫婦が営む。達哉さんは奈良県出身で、20代はバンド活動に打ち込み、全国ツアーやCDリリースを経験した。31歳まで大阪で活動した後、音楽を続けるために上京。その頃から料理、とりわけカレー作りが趣味となり、自宅で腕を磨いてきたという。2000(平成12)年2月に弟と共にバー「ZAZA」を開業し、店で提供していたカレーが評判となったことから、2008(平成20)年にカレー専門店へと業態転換した。以降、行列のできる店として三軒茶屋で支持を集めてきた。
達哉さんは友人と伊豆や熱海を訪れる機会が多く、以前からこの土地に親しみを感じていたという。現在58歳の達哉さんは「60歳までに熱海で店をやりたいという思いを抱くようになり、昨年から本格的に出店調査を始めた。毎晩のように市内で外食を重ねる中で、専門店としてのカレー店が少ないことに可能性を感じた」と振り返る。2025年9月に熱海へ移住し、出店にこぎ着けた。
店舗面積は約17坪。カウンター席4席、テーブル席14席を備える。ラーメン店の居抜き物件を改装し、カウンターや床を張り替え、スパイス棚を新設した。店内にはレコードや実際に使用していた楽器を飾り、スピーカーやBGMにもこだわるなど、音楽好きの店主らしさが随所に感じられる空間に仕上げた。
提供するメニューは、マリネした鶏肉を煮込んだ「チキンカリー」(1,200円)、煮込んだ豚肉や赤ワインを使った「ポークカリー」(1,300円)、水を使わず野菜のうまみを生かした「ドライカリー」(1,200円)の3種を中心に、辛さの変更や各種トッピングにも対応する。自家製ピクルスなどの付け合わせも用意する。使用するスパイスは約23種類で、ホールの状態で仕入れ、自ら砕いてブレンドする。3種類のカレーはそれぞれスパイス配合を変え、「ご飯に合うカレー」を追求しているという。米は長野県産で、粒が大きく、三軒茶屋時代から付き合いのある農家のものを使う。
達哉さんは「夫婦二人で体を壊さないように、長く続けていきたい。熱海に来てから地元の人たちにとても親切にしてもらっている。地元の人にも観光客にも、熱海でカレーといえばここ、と言ってもらえる店にしたい」と意気込む。
営業時間は11時~17時。火曜定休。