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MOA美術館で国宝3点同時公開 「紅白梅図屏風」中心に名品展

国宝「紅白梅図屏風」を鑑賞する来場者

国宝「紅白梅図屏風」を鑑賞する来場者

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 MOA美術館(熱海市桃山町)で現在、名品展「国宝 紅白梅図屏風(びょうぶ)」が開かれている。

約13メートルにわたり展示する手鑑「翰墨城」(関連画像4枚)

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 MOA美術館のコレクションは、創立者・岡田茂吉が集めた日本・東洋美術を基盤に、多彩なジャンルの作品を含み、絵画、書跡、蒔絵(まきえ)など各時代を代表する名品を紹介する。特にこの時期は隣接する瑞雲郷梅園の梅が見頃を迎え、早春の風情とともに作品を鑑賞できる。「紅白梅図屏風」をはじめ、「色絵藤花文茶壺(ちゃつぼ)」、手鑑「翰墨城」の国宝3点が一堂にそろうことも大きな見どころとなっている。

 江戸時代の画家・尾形光琳が手がけた国宝「紅白梅図屏風」は、独特の線描と華やかな構図が光琳美術の神髄を伝え、紅梅・白梅が描き出す対比の妙は多くの鑑賞者を魅了している。国宝「色絵藤花文茶壺」(野々村仁清作)は、京風文化の象徴的な作品とされる。奈良から室町時代の書の名品・手鑑「翰墨城」は、約13メートルにわたり作品を展示する。

 傘寿を記念した人間国宝・藤沼昇さんの「竹工芸展」も同時開催する。藤沼さんは重要無形文化財「竹工芸」を保持する工芸家で、素材の選定から編み組・拭き漆仕上げまでを一手に担う独創的な創作を展開。約50年に及ぶ制作活動から精選された15点の作品を展示する。

 同館広報担当者は「毎年この時期に限って公開する国宝3点の同時展示を、見頃になった庭園の梅と合わせてゆっくりと楽しんでもらえれば」と話す。

 開館時間は9時30分~16時30分。木曜休館。観覧料は一般2,000円ほか。3月18日まで(竹工芸展は25日まで)。

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