海鮮料理店「熱海食堂 うみいろ」(熱海市咲見町)が2月5日、グランドオープンした。
横浜出身の店主、公文将平さんは祖父と父が熱海好きだったことから、幼少期から旅行で何度も熱海を訪れてきたという。インテリア会社で約2年間勤務した後、手に職をつけようとウェブデザインを学び、さらに「人と直接関わる仕事がしたい」と沼津市内の飲食店で接客や調理補助を経験。飲食業の持つ可能性に魅力を感じ、自身の店を持つことを決意した。清水で暮らした経験もあり、「静岡で何かを形にしたい」との思いから、観光地として発展を続ける熱海を出店地に選んだという。
店舗面積は約14坪。席数はカウンター7席、テーブル12席。内装工事は自ら手がけ、魚料理がよりおいしく見えるよう照明の明るさにも工夫を凝らした。木目を生かしたカウンターやテーブルで温かみのある雰囲気を演出する。静岡県産食材へのこだわりを伝えるため、壁面には生産地や仕入れ先が分かるマップも描いた。
料理は、10年ほど和食の経験を持つ料理長と共に考案した。魚介類は熱海魚市場から仕入れ、小麦粉やしょうゆなどの調味料も静岡県産を使う。ほかにも丹那牛乳など県内食材を積極的に取り入れる。
看板メニューの「うみいろ定食」(2,180円)は、地魚とマグロを使った刺し身に、静岡県産野菜の天ぷらを組み合わせた内容。日替わりの魚を使った焼き魚をのせた「やきもの定食」(1,980円)や「てんぷら定食」(2,180円)なども用意。丼メニューでは、海鮮丼にみそ汁や漬物をセットにした「うみいろ丼」(2,280円)、「ふじいろ丼」(2,780円)などを提供する。つまみメニューもそろえ、丹那牛乳と駿河湾産サクラエビを使った「さくらえびクリームコロッケ」(480円)も用意する。ドリンクは静岡の地酒やビールなどを中心にそろえる。
公文さんは「観光客も地元の人も気軽に立ち寄れて、長く愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~17時。水曜定休。