一般財団法人熱海観光局(DMO)が2月16日、公式LINEアカウントの運用を始めた。
観光客への観光案内やイベント情報の発信に加え、市民や別荘所有者向け特典の提供、市内事業者の情報掲載窓口として活用し、観光客・地域住民・事業者をつなぐ情報基盤の構築を目指す。
観光客向けには、観光案内やイベント情報を一元的に発信し、旅行前の情報収集から滞在中の確認までをサポートする。これにより、来訪時の利便性向上を図る。
市民および別荘所有者向けには、市内事業者による特典情報や地域情報を発信。観光と日常をつなぐ機会を創出し、地域内の回遊促進を目指す。市内事業者にとっては、観光情報やイベント、市民向け特典などを掲載できる窓口となり、地域全体の情報発信力向上につなげる。
今後は運用状況を検証しながら、段階的に発信内容や機能を拡充していく予定で、持続可能な観光振興と地域連携の強化を掲げる。
市民向けの第1弾の特典として、MOA美術館(熱海市桃山町)が協力。熱海市民が同館の年間パスポート(友の会)を購入した場合、館内カフェで利用できるコーヒーチケット(5枚)を進呈する。同館で開催予定の公演・コンサートについて、限定先行販売への申し込みも受け付ける。
導入に当たっては、米ハワイの住民向けサービス「カマアイナ割引」を参考に企画したという。同観光局の山田賢一さんは「市内のイベントや観光、店での特典などの情報を一元化し、地域全体の活性化につなげていきたい」と話す。