バー併設のクラフトジン蒸溜所「SEACLIFF(シークリフ)熱海蒸溜所」(熱海市清水町)を経営する「シークリフ・スピリッツ」が2月20日、熱海梅園の梅を使った限定商品「BAIEN(梅園)」の販売を始めた。
熱海の土地と季節の香りをテーマにした「SEASONAL EDITION(シーズナルエディション)」の第2弾として限定100本を用意。熱海市の花でもある梅に着目し、熱海梅園で収穫した梅をボタニカルとして使う。ユズやローズレッドペタル、ジュニパーベリーなどを組み合わせ、春の訪れを感じさせる香りを表現した。アルコール度数は45度。
ジンの核となるジュニパーベリーと梅の香りのバランス設計に最も時間をかけたという。社長の釜谷道夫さんは「ジュニパーベリーが強すぎると梅のニュアンスが弱まってしまう。梅を感じながらも、ジンとしてジュニパーが際立つ仕上がりを目指した」と話す。バーテンダーとしてさまざまな酒を扱ってきた経験を生かし、ジンの定義を意識しながらレシピを調整した。
開発は昨年11月ごろから本格化。イメージは早い段階で固まっていたものの、実際に梅の香りを引き出しながら全体をまとめる作業に苦労し、試作を重ねて完成に至った。オン・ザ・ロックで飲むことで、時間とともに変化する香りも楽しめるという。
釜谷さんは「ボトルは予約分も含めて完売したが、バーでは数量限定で楽しめる。今回でレシピが完成したので、来年以降も継続して展開していきたい」と話す。
バーでの提供価格は1,300円~。営業時間は17時~24時。月曜定休。