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絶景と大自然を走る「伊豆スカイライン」無料開放 国道の通行止めで緊急措置

玄岳駐車場からの展望、晴れた日は富士山を望むことができる

玄岳駐車場からの展望、晴れた日は富士山を望むことができる

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 静岡県道路公社は7月14日から、熱海市伊豆山で発生した土石流災害の影響で国道135号が通行止めとなっていることを受け、有料道路「伊豆スカイライン」を無料開放する緊急措置を取っている。

ビュースポットに展望台を設置する伊豆スカイライン

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 伊豆ベロドローム(伊豆市)などが東京オリンピックの会場となっていることから、選手や関係者らの移動で一般道の混雑が予想されるため、伊豆スカイラインでは7月23日から8月8日までの無料開放を発表していた。今回の緊急措置により、無料開放が9日早まる形となった。

 利用者は、入口の料金所で一時停止して料金所の係員に退出する料金所を伝え、通行券を受領する。通行券は出口の料金所で係員に渡す。

 伊豆スカイラインは、伊豆半島を縦断して熱海峠IC(函南町)から天城高原IC(伊豆市)に至る延長40.6キロメートルの一般自動車道路。標高が高い尾根沿いを中心に作られた道路のため、途中に設けられている8カ所の展望台からは、富士山や相模湾、駿河湾などが一望できる「ビュースポット」があり、ドライブやツーリングを楽しむ観光客も多い。

 夏の観光シーズンなどには、国道135号が混雑した時の伊東や下田方面への迂回路として利用する人もいる。

 湯河原と熱海市街を結ぶ有料道路「熱海ビーチライン」も土石流災害の影響で通行止めや通行制限としてきたが、14日正午から一般車両も含めて無料で通行可能となっている。無料通行期間は、国道135号の通行規制が解除されるまで。走行中はハザードランプを点灯して、時速30キロメートルで走行する。追い越しや道路途中での駐停車は禁止。

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