見る・遊ぶ

SS伊豆、ホームで「悔しい」引き分け リーグ無敗は継続

先制ゴールを決めたSS伊豆23江口選手

先制ゴールを決めたSS伊豆23江口選手

  • 7

  •  

 静岡県社会人リーグ1部のサッカークラブ「SS伊豆」が9月18日、ホーム姫の沢スポーツ広場(熱海市伊豆山)で「SHIMIZU WANTED」と対戦し、1-1で引き分けた。

雨と濃霧の中で行われたSS伊豆とSHIMIZU WANTEDの試合(関連画像9枚)

[広告]

 今期「東海リーグ昇格」を目標に掲げるSS伊豆は、今シーズンはここまで5試合を戦い、4勝1分と無敗。すでに8試合を戦い、同じく無敗でリーグ首位に立つ「岳南Fモスペリオ」に次ぐ2位となっている。対する「SHIMIZU WANTED」はここまで1勝4敗。

 試合前に「SS伊豆」代表の片岡大輔監督は「ホーム最終戦なので負けられない試合。10月の全国大会に弾みをつけられるように勝利したい。雨の影響で見に来られない人のためにも勝利を届けたい」と意気込みを見せた。

 試合は、SS伊豆が前半から押し気味に試合を進めるものの、雨でピッチ上にできた水たまりにボールが止まり、思うようにプレーができない状況が続く。それでも前半38分、片山紳選手の抜け出しから、折り返しを中にいた江口隼人選手が決めて先制した。前半を1-0で折り返したSS伊豆だったが、後半12分、SHIMIZU WANTEDにゴールを決められて追いつかれた。その後はSS伊豆がゴールに迫るものの最後まで決めきれず、1-1で試合を終えた。

 試合後、片岡監督は「率直に悔しい結果。決めるべきところで決められなかった。悪天候の中、駆けつけてくれたファンに申し訳ない。この悔しさを無駄にすることなく、次は勝ち点3を取れるように一丸となって戦いたい」と力を込めた。

 SS伊豆は10月に鹿児島県で開かれる全国社会人サッカー選手権全国大会に出場する。7月に開かれた東海予選で、上位リーグの東海リーグに所属する2チームを退け、初めての全国大会出場を決めた。現在、全国大会の遠征費を集めるクラウドファンディングを立ち上げて支援を募っている。片岡監督は「初戦は優勝候補で元日本代表の高原さん率いる沖縄SVとの対戦が決まった。伊豆の名を背負って鹿児島で戦ってくる。モチベーションになるので、支援に協力してもらえれば」と呼びかける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース