新茶パフェと新茶のペアリングを楽しんでもらう宿泊客向けのイベント「新茶香るティータイム」を4月15日、リゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ熱海」(熱海市水口町2)が始めた。
4月中旬から5月にかけての新茶シーズンに合わせ、茶畑をモチーフにしたプライベート空間で新茶を楽しんでもらおうと初めて企画した同イベント。ホテル敷地内の「森の空中基地 くすくす」にあるツリーハウスを貸し切りで使って行う。
ツリーハウス内には、茶葉をイメージしたというテーブルを置いたり、茶葉に付く朝露を表現したというオーナメントを飾ったりするなどして、茶畑をモチーフにした空間を演出。オーナメントには本物の茶葉を入れ、香りを楽しんでもらえるようにした。ツリーハウスの外に緑色のハンモックを設置し、「木漏れ日を感じながらゆっくり過ごしてもらう」という。
パフェの材料には新茶のほか静岡特産のかんきつも使う。パフェの最上部は、茶葉の形の新茶クッキーやメレンゲなどを使って客が飾り付け、オリジナル新茶パフェを作れるようにした。
新茶は「お茶のさすき園」(島田市)が栽培する「春恋」を使い、氷出ししたお茶を提供する。ゆっくりと抽出することで新茶の持つうまみを引き出すという。
広報担当の中村涼夏さんは「プライベート空間で新茶パフェと新茶のペアリングを味わってもらえれば。この時期だけしかできない体験を存分に楽しんでほしい」と話す。
料金は4,500円。1日3組限定(1組6人まで)。事前予約制。予約は前日17時まで受け付ける。5月31日まで。