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熱海の「こがし祭り山車コンクール」開催へ 太鼓や笛の音が街に響く

太鼓の練習に励む友楽町の子どもたち

太鼓の練習に励む友楽町の子どもたち

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 来宮神社例大祭の一環で開かれる「熱海こがし祭り第56回山車コンクール」に向けて現在、参加する市内の町内会ではおはやしの練習や山車の準備が進められている。

銀座町や咲見町などの練習の様子も(関連画像4枚)

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 7月15日・16日の2日間にわたり開かれる同コンクールでは、各町内会が木彫りの山車や装飾した山車を引き回し、国道135号を埋め尽くしながら審査会場のある熱海サンビーチ前に集まる。今年は、木彫り12基と装飾11基の山車が参加。6団体のみこしも会場を練り歩く。

 同コンクールが「装飾」「おはやし」「行列」の3項目を対象に行う審査では、芸術性や元気の良さなどを評価。審査結果は16日に発表し、同日表彰を行う。

 今年が当番町の友楽町では、毎晩19時ごろから20人ほどの住民が町内の駐車場に集まって太鼓や笛の練習を続けている。太鼓を指導する原桂吾さんは「コロナ下で中止の期間もあったため、感覚を取り戻しながら練習している。昨年よりも上達してきている。毎年参加人数が減っているが、気持ちを一つにして頑張ってほしい」とエールを送る。

 「今年も楽しく最高の2日間になるように盛り上げたい」と話すのは、物心が付いた時には太鼓をたたいていたという高校3年の原杏珠さん。友人の橋本光李さんは「年々良くなっているので、さらに大太鼓を頑張りたい」と力を込める。

 開催時間は18時30分~21時30分(16日は21時まで)。

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