熱海の紅茶店・ジェラート店がコラボレーションして開発したジェラートの販売が7月12日、渚町と銀座町の両店で始まる。
「tea_wa」ではラム酒のシロップを添えて提供する紅茶ジェラート(関連画像2枚)
両店は、紅茶とスコーンの店「tea_wa(ティーワ)」(熱海市渚町)とジェラート店「La DOPPIETTA(ラ・ドッピエッタ)」(銀座町)。昨年11月にオープンした「tea_wa」は、ティーインストラクターの杉山明美さんが運営。杉山さんが選んだシングルエステート(単一農園産)の茶葉を使った紅茶と手作りスコーンを売りにしている。オープンから半年がたち、若者にももっと紅茶のおいしさを知ってもらいたいと、気軽に食べられるジェラートに目を着け、紅茶入りのオリジナル商品を企画。若者の間で人気店になっている「La DOPPIETTA」に製造を依頼したという。
試作を繰り返して完成した紅茶のジェラートは、両店で販売する。「tea_wa」では、テイクアウト用のカップ入り(500円)で販売するほか、イートインでは3種類のデザートと紅茶をセットにした「デザートプレート」(1,650円)を用意する。「La DOPPIETTA」では、他のジェラートと共にショーケースに並べて販売。ダブルサイズ700円で提供する。
「紅茶に使っている茶葉はインド産とスリランカ産のブレンド。濃く抽出してジェラートに使い、紅茶の風味を大切にしている。紅茶の魅力が伝われば」と杉山さん。「La DOPPIETTA」の藤間若菜さんは「原材料はミルクと杉山さんが抽出した紅茶のみ。できるだけシンプルにしたので、紅茶の味わいを楽しんでもらえる仕上がりになった。試食時は素直においしいと感じた」と胸を張る。「1日当たりの製造量が限られているので、その日売り切れる前に食べに来てほしい」とも。
「tea_wa」の営業時間は11時~17時。金曜・土曜・日曜のみ営業。「La DOPPIETTA」の営業時間は12時~18時(火曜は15時まで)。水曜・木曜定休。