スピリチュアリストの江原啓之さんが経営する「つぶ庵茶寮」(熱海市西山町)がオープンし、7月17日で3カ月がたった。
江原さんは2019年、熱海に移住。同店は、江原さんが宮司を務める「守護神社」の境内に併設する形で4月17日にオープンした。開店の経緯について、江原さんの長男で店長の多朗さんは「神社はこれまでコロナ禍もあり一般公開していなかったが、コロナ禍も落ち着いてきたタイミングで一般の人もお参りできるようにした。公開に合わせ、お参りしながらゆっくりしてもらえる茶寮をオープンした」と話す。
「素材にこだわって体のことを考えたものを提供している」と多朗さん。ドリンクメニューは、「八十八夜摘み水出し煎茶」、庭園で取れた梅を使った「梅酒」、江原さんが沼津で育てる米を使った「甘酒」(以上500円)のほか、バリスタの資格を持つという多朗さんが入れるオーガニックコーヒー(700円)など。自家製の「バスクチーズケーキ」(1,000円)も用意。店では絵馬やお守りの頒布も行っている。
席は境内にベンチや椅子を用意。「川の流れや風を感じながら木々に囲まれた空間で過ごしてもらえるようにした」という。犬の同伴も可能。
オープンから3カ月がたち、江原さんのファンやSNSで店を知った住民が来店しているという。多朗さんは「神社のある自然の中で癒やしの時間を提供していきたい」と話す。
営業時間は10時~15時(6月~9月は16時まで)。月曜・火曜定休。