和菓子店「小戸橋製菓 熱海店」(熱海市中央町)が7月17日、熱海市役所近くにオープンした。
熱海市役所のある交差点にオープンした和菓子店「小戸橋製菓」(関連画像3枚)
伊豆市に本店を構える1912(大正元)年創業の和菓子店「小戸橋製菓」の4店舗目となる同店。伊豆・天城に多く生息するイノシシをかたどった「猪最中(イノシシもなか)」が看板商品で、同店では「猪最中」「バタどら」の和菓子2商品を販売する。店内の壁にはイノシシのモチーフを配置した。山本梨央店長は「人通りの多い市役所交差点にあり、マックスバリュやクリニックも近く、買い物のついでに寄っていくお客さまが多い」と話す。
2商品には、北海道十勝産の小豆をじか火で5時間かけて練り上げたというあんを使う。ねっとりとしてコクがあるのが特徴だという。商品はバラ売り(各175円)のほか、「猪最中10個入」(1,750円)、「バタどら10個入」(2,000円)など、箱入りの贈答用もそろえる。
山本さんは「地域密着を目指しているので、地域の人にたくさん買ってもらえる店にしたい。熱海の人にとってもなじみの和菓子店になれれば。周辺にはシャッターが閉まったままの店もあるので、地域の活性化にも貢献したい」と力を込める。
営業時間は9時30分~16時30分。火曜定休。