カフェと洋品店の複合店「Clothes & Cafe MANOA WIND(マノアウィンド)」(熱海市昭和町)が7月20日、起雲閣通りにオープンした。
熱海育ちの山本健人さんが店主を務める同店。現在30歳の山本さんは大学卒業後、高校の英語教師として3年間勤務。かねてからの夢だったという飲食店の経営に挑戦しようと、退職後、市外の飲食店で修業し、同店の開業にこぎ着けた。
店の面積は6坪。洋品店だった物件を改装し、ハワイをイメージしたデザインに仕上げた。店内にはカウンター席を設け、スタンディング式のカフェスペースにした。店では、婦人服やバック、雑貨なども販売する。
ドリンクメニューは、オリジナルブレンドのコーヒー「マノアウィンドブレンド」(500円)のほか、パイナップルとココナツミルクを合わせたハワイの定番ドリンク「ピナコラーダ」(650円)、瀬戸内レモンを使った「クラシックレモネード」(550円)など。スムージーやジェラート、日替わりのデザートなども提供する。山本さんは「今後、お客さまの要望に応じて軽食も提供していきたい」と話す。
オープンから間もなく1カ月。地元の人の来店が多く、常連客もいるという。山本さんは「近くに起雲閣もあり、観光客も来店している。観光客にも地域の人にも愛される店になれれば。ハワイのマノア地区に吹く風のように、お客さまが爽やかな気持ちになれる場所にしたい」と話す。
営業時間は10時~18時。