東海社会人1部リーグのサッカークラブ「SS伊豆」が9月15日、姫の沢スポーツ広場(熱海市伊豆山)で「岳南Fモスペリオ」と戦い、0-4で敗れた。
後半から出場して力強いプレーを見せた杉本選手(関連画像6枚)
伊豆半島全体をホームタウン、姫の沢スポーツ広場をホームグラウンドに活動するSS伊豆。今季から昇格した東海1部リーグでは、ここまで10試合を戦って未勝利が続く。
SS伊豆代表の片岡大輔さんは試合前、「ようやく1部リーグの強度に慣れてきた。残りの試合は全て勝つしかない。吹っ切って攻めに徹したい」と話し、ゲームに臨んだ。
試合は、前半22分にPKで失点。それでも河村太郎選手のポストプレーを軸に前に出ようとするSS伊豆だったが、前半36分に追加点を奪われる。後半は攻撃的な選手を次々と投入して攻めの姿勢を見せたSS伊豆。しかし、相手の堅い守備を破れず、逆に後半終了間際に立て続けに失点を重ね、0-4で試合を終えた。
試合後、片岡さんは「ホームで負けられない戦いだったが、内容としても厳しい結果になってしまった。これで7位以下が決まり、数字的には来季の降格が確定してしまった。残り3試合、1部リーグでの初勝利をつかめるように頑張りたい」と力を込める。東海1部リーグから2チームがJFLに昇格すればSS伊豆の残留になるが、その壁は非常に高い。SS伊豆は、リーグ1勝をファンやサポーターに届けるための戦いを続ける。
次節は9月21日14時30分から、藤枝市内で「藤枝市役所サッカー部」と戦う。