「SUPで遊ぼう!親子体験講座」が9月23日、熱海サンビーチ周辺で開かれた。
熱海サンビーチで安全な海の遊び方を学ぶ参加者(関連画像7枚)
横磯港(熱海市東海岸町)を拠点に活動する団体「ATAMI SUP(アタミサップ)」(同)が主催した同イベント。熱海市と熱海市教育委員会が後援した。
当日は市内外から10組20人の親子が参加。4歳から小学4年生の子どもたちが、SUP体験のほか、溺れた時の対処法などを学んだ。企画した同団体代表の山口明菜さんは「毎年夏に水難事故の悲しいニュースを耳にする。もしもの備えを知っていれば助かったかもしれない。海や川で安全に楽しむために親子で知識を学んでほしい」と話す。
当日は、服を着た状態で溺れた時の対処法として「ういてまて」を体験。ライフジャケットの正しい着用方法なども学んだ。参加者からは「自分の身は自分で守るという意識が高まった」という声が聞かれた。
山口さんは「来年は夏前にも開催を予定している。今後は、市内の小中学校でも授業で採り入れてもらえるように活動していきたい」と話す。