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熱海の「古屋旅館」が不要浴衣800着を老人ホームに寄付

浴衣を手渡す「古屋旅館」内田社長(左)

浴衣を手渡す「古屋旅館」内田社長(左)

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 熱海の老舗温泉宿「古屋旅館」(熱海市東海岸町)が9月30日、宿泊客用の浴衣の全面刷新に伴い不要となった約800着の浴衣を特別養護老人ホーム「姫の沢荘」(西熱海町2)に寄付した。

浴衣を受け取る「姫の沢荘」の菅野幸宏施設長(関連画像2枚)

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 SDGsの観点から浴衣を有効活用してもらえる引き受け先を模索していたところ、同館の内田宗一郎社長が理事を務める「姫の沢荘」が引き取ってくれることになったという。内田社長は「汚れやほつれもほとんどなく、上質な反物を使っているので捨てるのはもったいない。廃棄を減らし、必要とする地域のために活用できてよかった」と話す。

 「姫の沢荘」の菅野幸宏施設長は「資源が高騰している中でとても助かる。入所者の着用、清拭用、人形作り用として大切に活用したい」と話す。「家庭で不要になったタオルや衣類もあれば提供してもらえるとうれしい」とも。

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