「第6回熱海未来音楽祭」が10月12日~14日、熱海市内で開かれた。
熱海出身・在住の音楽家・巻上公一さんがプロデュースする同音楽祭。今年は「温泉に歌うさかなの宴」をテーマに、国内外のアーティストらが音楽ライブやパフォーマンスを繰り広げた。
12日のオープニングイベントでは、熱海駅前の仲見世商店街で即興演奏を披露した。サックスの吉田隆一さん、トロンボーンの後藤篤さん、チューバの高岡大祐さんから成るバンド「sanbaka horns」が巻上さんと共に演奏を始めると、観光客らが取り囲んで駅前に響く音色を楽しんだ。
13・14日は、起雲閣(熱海市昭和町)や熱海魚市場(清水町)などを会場に、さまざまな音楽イベントやワークショップなどのプログラムを展開した。
巻上さんは「通常の感覚から飛び抜けた他の地域ではやっていないような音楽祭を目指した。コロナも明けて海外アーティストも参加できるようになった。国際交流につながるイベントにしていきたい」と話す。