宿泊施設「熱海シーサイド スパ&リゾート」(熱海市東海岸町)に10月19日、特別室「アジアンレトロルーム」がオープンした。
2段ベッドを配置してスペースを広く確保した特別室(関連画像4枚)
相模灘や熱海サンビーチを望める7階の客室14室を全て改装。うち2室を特別室「アジアンレトロルーム」としてリニューアルした。
特別室のコンセプトは「レトロかわいい」。幸福の象徴とされる牡丹を描いた「台湾花布」の装飾、アンティーク調の家具やオリエンタルなランタンなどを備え、「色鮮やかでどことなく懐かしい異国情緒あふれる空間」にしたという。2段ベッドを置くことで窓側に広いスペースを確保し、グループなどが部屋を広く使えて団らんしやすいように配慮した。ソファも備える。定員は3~4人。1人当たりの宿泊料は1泊2食付き1万5,070円~。
残る12室は、海をイメージした青を基調に「シックでモダンなアジアンルーム」にリニューアルした。定員は2~3人。1人当たりの宿泊料は1万6,170円~。
同館支配人の甲賀伸治さんは「コロナ禍が明けて初の大規模リニューアル。デザインやスペースを女子旅やファミリー向けに改装した。リゾート気分を感じながら旅を楽しんでほしい」と話す。