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熱海の老舗和菓子店「間瀬」、伊豆旅をコンセプトにしたクッキー開発

新商品のクッキー「Izu maze maze」を紹介するスタッフ

新商品のクッキー「Izu maze maze」を紹介するスタッフ

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 熱海の和菓子製造販売「間瀬」(熱海市網代)が10月16日、新商品のクッキー「Izu maze maze(イズマゼマゼ)」の販売を始めた。

明るく鮮やかなデザインのパッケージに仕上げた「Izu maze maze」(関連画像2枚)

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 1872(明治5)年に創業した同社。現在、市内に直営店4店舗を展開するほか、全国の百貨店や市内宿泊施設の売店、直営オンラインショップで和菓子を販売する。

 「Izu maze maze」は、「旅の思い出をクッキーに織り交ぜて」をコンセプトにした商品。「maze」は英語で迷路を意味する単語で、伊豆半島をぐるぐると巡りながら旅を楽しんでほしいという思いを込めたという。イチゴ、抹茶、ナッツの3種類を販売。価格は、1箱=486円、3箱セット=1,620円。

 開発の経緯について、同社社長の間瀬眞行さんは「若い観光客に向けた洋菓子の開発の一環。当社は和菓子が商品の軸ではあるが、クッキーの開発は5年ほど前から進めてきた。当社ではクッキー第1弾となる」と話す。

 静岡や伊豆のイメージを伝えたいと、地域の特産品の味をそろえた。ナッツには、同社の看板商品「伊豆乃踊子」にも使うクルミを採用した。パッケージには、伊豆の食材を混ぜ合わせているイメージを描き、明るく鮮やかなデザインに仕上げたという。

 間瀬さんは「若い観光客が手に取りやすい商品に仕上がった。伊豆の旅行を思い出してもらえる商品になれば」と話す。

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