「現役Jリーガー上原選手とともにルーツを巡る静岡満喫バスツアー」が12月14日、伊豆・熱海エリアで行われた。
熱海の交流施設「AJIRO MUSUBI」で上原選手と記念撮影するツアー参加者(関連画像5枚)
Jリーグ選手・上原力也選手がファンと共に伊豆エリアをバスで回った同ツアー。地域に貢献したいとプロ10年目の節目に、出身地・伊東を中心に回るツアーを企画した。
当日は、静岡県内外からファン15人が参加。上原選手と交流しながらミカン狩りやバーベキューなどを楽しんだ。熱海では、交流施設「AJIRO MUSUBI(アジロムスビ)」(熱海市網代)を使い、車中で開いたクイズ大会の表彰や記念撮影を行った。クイズ大会の景品は、上原さんのサイン入りスパイクやバッグなど。網代産の干物セットは同施設を運営する「あじろ家守舎」が用意した。代表の山崎明洋さんは「網代を知ってもらうきっかけになり伊豆全体のアピールにもなればうれしい」と話す。
京都から参加し干物セットを贈られた佐野正明さんは「ジュビロ磐田と上原選手のファン。磐田のスタジアムにはよく観戦に訪れたことがあるが、伊豆エリアは初めて。一緒に上原選手の地元を回りファンサービスも受けられて楽しかった。干物は自宅で楽しみたい」と喜んでいた。
参加者全員に、地元の海やイルカ、サッカーボールなど上原さんが考案したイラストをデザインしたオリジナルTシャツも進呈した。上原選手は「応援してくれるファンに直接感謝の気持ちを伝える場にできた。今後もファンの皆さんと一緒に地域に貢献していきたい」と力を込める。