
居酒屋「ツキノワ」(熱海市中央町)が5月13日、熱海市役所近くにグランドオープンした。
キャンピングチェアなどを配置したテーブル席も(関連画像6枚)
広島出身の中村友則さんが店主を務める同店。中村さんは飲食業界で20年ほど従事し、東京・新橋で鉄板居酒屋「TEPPAN」を経営する。熱海での出店について、「趣味で狩猟をやっていて、伊豆や熱海の狩猟を近場でできる環境に引かれた。広島の味を熱海でも味わってもらえる場所を作りたかった」と話す。
席数は、カウンター、テーブル合わせて12席。壁や天井などを改装し、テーブル席は、キャンプが趣味という中村さんの好みでキャンピングチェアなどを配置した。
看板メニューは、広島名物「激辛つけ麺」(普通盛り=1,050円、大盛り=1,350円)。「広島では冷たいつけ麺が定番。お酒を飲んだ後の締めにお薦め。ファンはもちろん、食べたことがない人も一度食べに来てほしい」と中村さん。好みで辛さの調整もできる。
このほか、「鉄板焼き野菜盛り合わせ」(820円)、「牡蠣(かき)のバター焼き」(880円)、「和牛ロース」(1,800円)などを提供する。ドリンクメニューは、ビールやサワーのほか、日本酒やワインなど幅広くそろえる。
中村さんは「まだ熱海で商売を始めたばかりで、営業時間やメニューは試行錯誤しながらやっている。地域に受け入れられてもらえるように、地元の人たちと仲良くしていければ」と話す。
営業時間は20時~翌2時。月曜・火曜定休。