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熱海のゲストハウス「マルヤ」が10周年 住民と観光客が交流楽しむ

10年を振り返る対談を行うゲストハウス「マルヤ」でのプログラムの様子

10年を振り返る対談を行うゲストハウス「マルヤ」でのプログラムの様子

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 熱海銀座商店街のゲストハウス「guest house MARUYA(マルヤ)」(熱海市銀座町)が11月8日、開業10周年を記念するイベントを開いた。

「マルヤ」10年の軌跡を振り返る写真展も(関連画像6枚)

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 2015(平成27)年11月、10年間空きビルだった「丸屋ビル」を改装してオープンした同施設。宿泊スペースに加え、旅人と地域が交流できるようにと共有ラウンジや宿泊客以外も利用できるバーを設ける。朝食には「地元の干物を自分で焼く」という体験も提供し、「泊まると熱海がクセになる」というコンセプトを掲げてきた。熱海でも歴史ある街中に位置することで、地元との結び付きも深く、ワーケーションや滞在型旅行という新しい旅のスタイルにも応えてきた。

 10周年記念イベントでは、宿泊客だけでなく地元住民や商店街の店舗も巻き込んだプログラムを企画。近隣店舗のブース出店、マグロの解体ショー、宿が歩んできた10年の軌跡を振り返る写真展、ビルオーナーや以前同施設で働いていたスタッフの対談などを行い、宿と街、旅人が交差する場としての役割を改めて印象付けた。

 施設長の渡辺大記さんは「スタッフが入れ替わっても変わらず来てくれる常連客もいてうれしい。熱海の楽しみ方を発信する場所であることも大事に続けていきたい」と話す。

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