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熱海で「未来音楽祭」 市内各所で演奏やパフォーマンスを展開

路上パフォーマンスの様子

路上パフォーマンスの様子

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 「第7回熱海未来音楽祭」が11月29日・30日、熱海市内各所で開かれた。

銭湯でのパフォーマンスの様子

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 熱海出身・在住の音楽家・巻上公一さんがプロデュースする同音楽祭の今年のテーマは「海へと向う 坂道のラビリンス」。市の登録有形文化財「起雲閣」(熱海市昭和町)をはじめ、アトリエ併設ショップ「EOMO store」(銀座町)、熱海サンビーチなどを舞台に、即興演奏、パフォーマンス、ワークショップ、パレードなど、多彩なプログラムを展開した。

 国内外のアーティストが集まり、ジャンルの枠にとらわれない表現を繰り広げた。ピアニストの佐藤允彦さんがソロライブで出演したほか、バイオリニストの中西俊博さんやパーカッショニストのサム・ベネットさんらが演奏を披露した。詩人で音楽家の町田康さんと巻上さんによる対談も行われ、音楽と文学、身体表現が混ざり合うセッションも催された。

 「EOMO store」ではワークショップ「白いカモメをつくろう!」を行った。参加者は手作りの白いカモメを手に、ラビリンスドアを目指すパレード「熱海未来パレード 波間から迷宮へ」に参加。その後、浜辺に設置された新たなオブジェ「ラビリンスドア」を目指すという、街と海をつなぐ演出が施された。

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