熱海経済新聞の2025年年間PV（ページビュー）ランキング1位は、2026年3月に開業を予定している「ラビスタ熱海テラス」（熱海市東海岸町）の記事だった。

開業を予定する「THE BASE GLAMPING ATAMI PREMIER」の記事が2位に（関連画像4枚）

　ランキングは、今年1月1日から12月11日までの1年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

　1. 熱海サンビーチ前に「ラビスタ熱海テラス」、2026年3月開業へ（10/9）

　2. 熱海にグランピング施設、年内開業へ　全棟にかけ流し温泉やサウナ（6/6）

　3. 熱海の食堂が100円ラーメンを提供　物価高に「感謝の思いを還元したい」（5/29）

　4. 熱海で恒例「桜まつり」　開花遅れも2月中旬の見頃に期待（1/31）

　5. 熱海・初島沖の沈没船の実態明らかに　水中調査の報告会で（6/11）

　6. 熱海梅園の梅が見頃に　開花遅れも、紅白の彩り鮮やかに（2/21）

　7. 熱海に「健康焼肉ほのり」　長州力さんの行きつけ、伊東の姉妹店として（3/13）

　8. 熱海・網代にリゾートホテル「無為自然」　屋外プールや客室露天風呂も（4/25）

　9. 熱海に「晩酌屋 ふう鈴」　地元出身の女性店主がUターンして開業（9/26）

　10. 熱海の「ホテルニューアカオ」が「昭和100年」祝う催しを通年開催（1/8）

　宿泊施設に関する話題が上位を占め、熱海エリアにおける観光需要の高まりと、宿泊の多様化への関心が際立つ結果となった。

　1位には、熱海サンビーチ前に開業する「ラビスタ熱海テラス」を伝えた記事が入った。海を望む好立地の大規模ホテルという話題性が大きく、年間を通じて高い閲覧数を獲得した。2位には、「THE BASE GLAMPING ATAMI PREMIER」（年内開業は延期）が続き、ラグジュアリー系グランピングへの注目度の高さが示された。

　3位には、物価高騰の中で100円ラーメンを提供する地域密着型の飲食店の記事が入り、読者の関心が「新施設」だけでなく「地元の人の取り組み」にも向けられていることが読み取れる。4位・6位には毎年恒例の桜や梅に関する季節記事がランクインし、熱海ならではの自然の魅力が今年も多くの読者を引き付けた。

　5位の初島沖の沈没船調査に関する記事は、歴史・文化・海洋に関わる独自性の強い話題として注目を集めた。7位には「健康焼肉ほのり」、9位にはUターン開業の「晩酌屋 ふう鈴」など、新店舗の開業記事も堅調に読まれている。

　8位に網代のリゾートホテル「無為自然」、10位に「ホテルニューアカオ」による昭和100年の催しなど宿泊関連の記事が複数入ったことから、熱海の観光産業の広がりと宿泊体験の多様性が、2025年も引き続き強い関心を集めていることが分かる。

　熱海経済新聞では今後も地域で起きるさまざまな出来事を丁寧に取り上げ、読者に伝えていく。