「和牛らーめん熱海 和輝(かずき)」(熱海市咲見町)が2月21日、咲見町一番街商店街にグランドオープンした。
店長を務めるのは、和歌山県出身の古川祥也さん。約30年にわたり中華料理店で腕を振るった後、大学の寮で食事を提供する仕事に携わった。その際、スポーツに打ち込む学生の栄養補給を意識して提供していた牛骨スープが好評を博したことが、現在の和牛ラーメンにつながっているという。その後、故郷の和歌山県新宮市でブランド牛「熊野牛」を使った牛骨ラーメン店を開業し、行列のできる人気店へと成長させた。さらに東京では牛骨ラーメン店のプロデュースも手がけ、豚肉を口にできないイスラム圏の人々からも支持を集めるなど、牛骨ラーメンの可能性を広げてきた。
熱海での出店は、同じく和歌山出身で熱海市内で飲食店を展開する店主との縁がきっかけ。古川さん自身も移り住み、新天地での挑戦を決めた。
もともと居酒屋だった店舗は、木材を基調に黒を取り入れたシックな内装に改装した。店舗はカウンター6席、テーブル12席。
スープは黒毛和牛の牛骨を圧力鍋で炊き上げ、店舗で丁寧に仕込む。伊豆の塩をブレンドするなど地域の素材も取り入れ、臭みのない白湯スープに仕上げる。麺は細麺を合わせ、チャーシューにも牛肉を使う。
メニューは、熱海の海をイメージしたという「熱海らーめん」(1,300円)、「ローストビーフめん」、1日10食限定の「テールらーめん」(以上1,800円)など。A5ランク黒毛和牛を使う「熱海餃子(ギョーザ)」(3個400円、6個800円)のほか、「生しらす丼」や「漬まぐろ丼」(以上600円)など海の街ならではの一品もそろえる。
古川さんは「和牛ラーメンはまだ認知が低いが、そのおいしさを熱海から発信していきたい。将来的には海外展開も視野に入れている」と意気込む。
営業時間は11時~22時。