「第3回熱海カラオケグランプリ」決勝大会が5月6日、親水公園イベント広場(熱海市渚町)で開かれる。
同大会は、熱海・伊豆山在住のボイストレーナーで音楽プロデューサー「たーなー先生」こと田中直人さんらによる実行委員会が主催するカラオケイベント。歌を通じて世代を超えた交流を生み、地域コミュニティーの活性化につなげることを目的に2024年から始まった。
初開催となった第1回大会には全国から1000組以上がエントリーし、会場には延べ約1万人が来場。小学生から高齢者まで幅広い世代が参加し、観光都市・熱海ならではのイベントとして注目を集めた。
第2回大会は2025年5月に開かれ、予選を勝ち抜いた100組が決勝に進出。Vチューバーの参加企画も加わり、リアルとデジタルを融合したイベントとして盛り上がりを見せた。
3回目となる今回は、現在オンラインでの音源審査による予選会を行っており、応募者の中から選ばれた100組が決勝大会に進む。決勝では、幅広い年代の参加者がそれぞれの持ち歌を披露し、来場者の前で歌声を競う。
エントリーは無料。賞品総額は55万円で、上位入賞者には熱海の特産品などを用意する予定。ゴールデンウイークの終盤を飾る市民参加型の音楽イベントとして、多くの来場を見込む。
田中さんは「2021年7月の伊豆山土石流災害で多くの命と暮らしが失われた現実を目の当たりにし、地域のつながりの大切さを痛感した。その中で『音楽で人と人をつなぐこと』が自分にできることだと考え、歌に思いを込めた。カラオケは年齢や立場を超えて心をつなぐ力があり、単なるイベントではなく、傷ついた地域の絆を取り戻す挑戦と位置付けている。歌を通じて人がつながり、熱海・伊豆山の未来をより温かく強いものにしていきたい」と話す。
オンライン予選の締め切りは、3月31日と4月15日。