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熱海・泉で自然体験「石で炉作り」 本小松石使い野外で食と交流楽しむ

自然体験プログラム「石で炉を作ろう」の様子

自然体験プログラム「石で炉を作ろう」の様子

 自然体験プログラム「石で炉を作ろう」が3月29日、農園「たからのはたけ」(熱海市泉)で開かれた。

子どもたちも道具を使って作業に挑戦した(関連画像4枚)

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 教育プログラムを提供する「ATAMI SCHOLE(アタミスコーレ)」と「たからのはたけ」が主催した同イベント。市内外の小学生から大人まで24人が参加した。

 同プログラムは、「たからのはたけ」が取り組む滞在型農体験「ファームケーション」の一環で、昨年11月から月1回のペースで収穫体験などを行ってきた。同園の説田有佳さんによると、収穫にとどまらず、自然の素材に触れながら、「子どもも大人も屋外で風や空気を感じ、人間らしい時間を過ごす場づくり」を目指しているという。

 当日使った石は、神奈川県真鶴町で採れる本小松石。日本の名石として古くから石材や墓石に用いられてきたことで知られる。講師には三島市で造園業を営む庭師の板羽裕さんや、真鶴の石職人・鶴淵浩二さんらを招いた。

 参加者は「コヤスケ」や「石頭(せっとう)」と呼ばれる石工道具を使い、本小松石を削りながら積み上げ、炉と椅子作りに挑戦。用意された約1トンの石材を使い、約3時間かけて完成させた。完成後は炉に火を起こし、野菜やイノシシの肉を焼いて味わいながら参加者同士で交流を深めた。

 説田さんは「子どもは大人が教える前から道具を見て、自分で試しながら使い方を発見できる。今回も自主的に動きながらできるようになっていく姿が見られた。食材が料理になる過程を体験する食育にもつながる」と話す。市内から参加した小学生は「石は固くて削るのが大変だったけど、楽しくてやりがいがあった」と笑顔を見せた。

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