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熱海「温泉つけ麺維新」が新メニュー「GODらーめん」 賄いをベースに開発

温泉水を麺に練り込んだ自家製麺を提供する「温泉つけ麺維新」

温泉水を麺に練り込んだ自家製麺を提供する「温泉つけ麺維新」

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 熱海駅前の「温泉つけ麺 維新熱海店」(熱海市田原本町)が11月4日、新メニュー「GODらーめん」の提供を始めた。

GODらーめん「海老神拉麺」(900円)

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 「越後維新」の屋号で東京・新潟に4店舗を展開するつけ麺店の系列店となる同店。自家製麺は米粉を練り込むことで、「ツルツルもちもちした食感」を特徴としている。温泉水を麺に使っているのは熱海店だけという。高橋大介部長は「具体的な製法は企業秘密。温泉水を麺に練り込むことで、独特な香りとうま味を引き出している」と説明する。

 今回の新メニューは店長の意向で開発したという。コロナ禍で熱海の観光客が減少する中、地元の客に飽きずに来店してもらえるようにメニューを試行錯誤。寒い季節に体を温めてほしいという思いで、ラーメンでの新メニューに至ったという。

 新メニューは「豚骨神拉麺」(850円)、「海老神拉麺」(900円)、「辛神拉麺」(880円)の3種類。開発した神(じん)店長の名前を由来として「GODらーめん」と名付けた。元々はスタッフの賄いで出していたラーメンがベースになっているという。「豚骨の白湯スープがクリーミーに仕上がった」と自信を見せる。

 高橋さんは「熱海はどうしても海鮮のイメージが強い。温泉つけ麺というカテゴリーは珍しいので、熱海の新名物にしていきたい。地元の人にも観光客にも食べてもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~18時。木曜定休。

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