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「熱海フルーツキング」が秋の果物使ったフルーツサンド 栗やサツマイモで旬の味わいを

秋限定のフルーツサンドをアピールするスタッフの山口夕萌さん

秋限定のフルーツサンドをアピールするスタッフの山口夕萌さん

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 熱海のフルーツサンド専門店「熱海フルーツキング」(熱海市渚町)がこのほど、秋の食材を使った商品の販売を始めた。

熱海サンビーチ前のフルーツサンド専門店「熱海フルーツキング」

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 販売を始めたのは、茨城産の栗を使った「マロンサンド」と、安納芋と紅あずま2種類のサツマイモを使った「おいもサンド」(以上648円)の2品。

 「マロンサンド」は昨年も販売したが、リニューアルを施して栗とバナナを挟んだ。店内で4日間かけて仕込んだ栗の渋皮煮を使い、自家製のマロンペーストやマロンパウダーを入れた生クリームと合わせた。同店の杉山舞さんは「隠し味に塩を入れることで、甘すぎず最後まで飽きずにおいしく食べてもらえる商品に仕上がった」と太鼓判を押す。

 「おいもサンド」には、2種類のサツマイモを挟んだ。鹿児島産の安納芋と箱根産の紅はるかをキャラメリゼにし、しっとりした中身をパリッとした衣で包む。生クリームにはサツマイモペーストと黒ゴマを使う。

 シャインマスカットやイチジクなど旬の果物を使ったフルーツサンドも販売する。杉山さんは「これからも季節に合った新作メニューを提供していきたい。緊急事態宣言が明けて花火大会などのイベントもあるので、またにぎわいが戻ってくれば」と期待を込める。

 営業時間は10時~17時。

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