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熱海怪獣映画祭「お絵かきコンクール」の全作品を公開 全国から210点

新怪獣お絵かきコンクール2021の作品

新怪獣お絵かきコンクール2021の作品

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 一般社団法人熱海怪獣映画祭(熱海市上宿町)がこのほど、「第4回熱海怪獣映画祭」の関連企画「新怪獣お絵かきコンクール2021」に応募された作品をホームページで公開した。

優秀賞「花火怪獣タミラ」

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 「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉に2018(平成30)年から開かれている同映画祭。怪獣映画に関連した企画を通して、さまざまな怪獣映画や特撮映画の舞台となった熱海の活性化に取り組む。第4回は昨年11月に開かれ、映画上映や怪獣クリエーターの作品展示などで盛り上がった。

 昨年5月には先行イベントとして「新怪獣お絵かきコンクール」の作品募集を行い、締め切りまでに全国から210点の応募があり、海外からも作品が寄せられたという。同映画祭代表の永田雅之さんは「お絵かきコンクールは、多くの人の参加によって映画祭の盛り上げ役となっており、映画祭の重要なコンテンツ」と話す。

 今回のホームページでの公開では、受賞作品のほか、応募作品を全て掲載。受賞作品には、イラストレーターで「怪獣絵師」と呼ばれる開田裕治さん、脚本家・伊藤和典さん、音楽家・井上誠さんの講評コメントを添えた。

 優秀賞には、「花火怪獣タミラ」を描いた静岡県のけいすけさん(7)の作品が選ばれ、伊藤さんから「きっと熱海のことをいろいろ調べて描いてくれたんだろうなと!」(原文ママ)とコメントが寄せられた。

 永田さんは「プロ顔負けの完成度が高い作品から、子どもならではの自由な発想の作品までバラエティー豊かな作品が集まった。コロナや伊豆山土砂災害もあったことから、熱海を守るような怪獣の応募もあった」と振り返る。今後について、「引き続きお絵かきコンクールを続けていきたい」と意欲を見せる。

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