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熱海で捜査体験ゲーム「リアルケイドロ」 地方初、交流活性化に期待

関係者らと「湯けむりリアルケイドロin熱海」の打ち合わせをする佐々木さん(右)

関係者らと「湯けむりリアルケイドロin熱海」の打ち合わせをする佐々木さん(右)

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 街なかで刑事が泥棒を探す捜査シミュレーションゲーム「湯けむりリアルケイドロin熱海」が9月10日、熱海市内で開かれる。

「湯けむりリアルケイドロin熱海」の詳細・申し込み(関連画像2枚)

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 リアルケイドロは、埼玉県警察本部刑事部捜査第1課に10年所属し、現在は刑事コメンテーターなどで活躍する佐々木成三さんが考案したゲーム。退職後は経験を生かし、一般社団法人「スクールポリス」の理事として、小中高生や保護者向けにネットリテラシーの授業などを行っている。

 ゲームを通して犯罪を生まない社会を作ろうと、2021年3月に「リアルケイドロ」を渋谷や上野などで始め、多くの参加者がゲームを体験したという。今回で12回目を数え、地方開催は熱海が初めて。熱海での開催について、佐々木さんは「熱海は海や山、坂、古い店から新しい店までランドマークになるような場所がたくさんある。盛り上がるはず」と期待を込める。

 刑事役は2人1組になり、街なかにいる泥棒役を捜査本部からの情報や写真を手がかりに探して歩く。熱海の住民と市外の人が刑事役を組むことで、人の交流や街の魅力の再発見にも期待できるという。熱海開催に当たり、まちづくり会社「machimori」(銀座町)とアートプロジェクトを進める「ミーツ・バイ・アーツ」(渚町)が協力する。

 佐々木さんは「防犯の意識の向上や企業研修でチームワークを高めることにも効果が期待できる。熱海で継続的に開催できれば」と意欲を見せる。

 開催は10時から。参加料は、一般=3,500円、小学生=2,000円、3歳以上=1,000円。

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