熱海湾を会場に12月23日~25日の3日間、「ATAMI Xmas HANABI Night」が行われている。クリスマスの夜に映し出される花火のイルミネーションに、観光客らは目を奪われている。
今回の花火は、観光庁事業の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業」に熱海市が申請した「新しいスタイルの花火大会を核とした夜のにぎわい創出」事業の一環で追加開催が発表されていた。通常の「熱海海上花火大会」よりも打ち上げ時間は短縮され、20時30分から5分間となっている。
見どころについて、熱海市の担当者は「クリスマスのタイミングで3日間連続の花火は初めて。打ち上げ時間は通常より短いが、この3日間に限って、音楽に合わせた打ち上げ花火を見ることができる」と話す。
この日、花火を観覧した市内の女性は「短い時間だったが、冬の花火は空気が澄んでいてきれいに見える。コロナの収束を願う花火になれば」と笑顔を見せた。
市は新型コロナウイルス感染症対策として、できる限り宿泊施設や自宅からの観覧と、会場で観覧の際はマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保などを呼び掛けている。