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熱海の温泉旅館「みかんの木」、海とミカンをイメージした新客室

新客室「蜜柑」をアピールする「湯宿 みかんの木」スタッフ

新客室「蜜柑」をアピールする「湯宿 みかんの木」スタッフ

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 熱海の温泉旅館「湯宿 みかんの木」(熱海市東海岸町)が12月16日、海とミカンをコンセプトにした新客室をオープンした。

海をコンセプトにした新客室「南津海」(関連画像3枚)

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 2004(平成16)年に開業した同館。14ある客室のうち、和室だった4室を和洋室にリニューアルした。2室は、部屋に居ながらにして熱海らしさを感じてもらいたいと、熱海の海と特産品のミカンをコンセプトにしたデザインを施した。

 新客室へのリニューアルに当たっては、社内の20~30代の女性スタッフが中心となってデザインなどを企画し、半年ほどかけて準備を進めたという。約1カ月間のリニューアル工事を経て、オープンにこぎ着けた。

 新客室の名称は「南津海(なつみ)」と「蜜柑(みかん)」。同館の藤間崇史常務は「当館の客室には全てミカンに由来する名前を付けている。『南津海』はかんきつ類の品種の一つで、海をコンセプトにした客室にぴったりだった」と話す。「南津海」はクラゲが泳ぐ海をイメージした壁紙を貼りクッションなどの備品も水色でそろえた。「蜜柑」の客室はオレンジ色の装飾と輪切りにしたミカンの壁紙を貼って明るいイメージに仕上げた。

 藤間さんは「熱海では珍しい常設のコンセプトルームができた。当館が大切にしてきた料理と接客に加え客室も気に入ってもらい、写真や記憶に残してもらえれば。また熱海に来たいと思ってもらえればうれしい」と話す。

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