熱海の宿泊施設「ホテル ミクラス」(熱海市東海岸町)とサッカークラブ「SS伊豆」が中心となって1月28日、熱海サンビーチの清掃活動を行った。
同ホテルを運営するオリックスホテルズ&リゾーツが掲げる地域共創の一環として企画。同ホテルとグループ施設の従業員のほか、熱海・姫の沢をホームグラウンドに戦う社会人サッカークラブ「SS伊豆」の選手や家族、サッカースクールの子どもたちが参加した。企画の経緯について、同ホテルの山野辺文子さんは「地域共創のサステナビリティーを推進する中で、ホテルの目の前に広がるビーチクリーンから始めたいと企画した。地域に密着した活動をするSS伊豆に共鳴して共同で実施することになった」と話す。
集まった約60人の参加者は、1時間ほどかけて砂浜や周辺駐車場に落ちたたばこの吸い殻や菓子の袋などを拾い集めた。
山野辺さんは「ホテルの従業員同士のコミュニケーションにもつながった。地域で活動する人たちと一緒にできたことも意義のあることだった。今後も清掃活動に限らず、地域のためになることを協力して活動していければ」と話す。