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熱海のエステサロンが化粧品ブランド新設 市内セレクトショップで販売へ

harenoyuの磯部日香さんとherb house店長の前島圭一郎さん(右から)

harenoyuの磯部日香さんとherb house店長の前島圭一郎さん(右から)

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 熱海の肌質改善専門サロン「harenoyu(ハレノユ)」(熱海市春日町)が開発した化粧品「dei 泥クリーム」の販売が2月7日、商業施設「ACAO ROSE SQUARE」内のセレクトショップ「herb house」(上多賀)で始まった。

4種類のクレーなどを配合した美容クリーム「dei 泥クリーム」(関連画像2枚)

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 熱海出身の店主・磯部日香さんがセラピストを務める同店。磯部さんは1月に化粧品ブランド「harenoyu」を立ち上げ、地元の事業者と連携してオリジナル商品の第1弾となる「dei 泥クリーム」(5,500円)を開発した。

 自身の肌トラブルが手作りコスメで改善したことをきっかけに、エステサロンの客向けにワークショップも開いてきたという。リピーターも多く、商品化の要望が多数寄せられたことから、オリジナルの化粧品ブランドを設立。市内にある「日本フルボ酸総合研究所」(伊豆山)に協力を仰ぎ、開発を進めた。

 磯部さんは、エステサロンが使う美容原料でクレー(泥)に着目。「クレーパックなど洗い流して使うのが一般的だが、洗い流さない肌クリームとして使いやすい商品にした」と話す。クレーは4種類をブレンド。「乳酸菌K-1」「フルボ酸」「ネロリウオーター」「タマヌオイル」なども配合した。オレンジの精油も入れて、熱海をイメージさせるかんきつの香りを演出する。

 1月下旬から同店の会員向けに先行販売を始めたが、一般への販売を前提に同商品を取り扱う店は「herb house」が初めて。取り扱いの経緯について、店長の前島圭一郎さんは「静岡・伊豆の良さを発信するために、地元産の食品やこの地域で活動する作家の商品を中心に販売している。地元の美容アイテムはまだ少なく、応援したかった」と話す。

 今後は、「herb house」内のワークショップスペースを使って同商品の使い方やコスメ作りの体験会も計画しているという。磯部さんは「ホームページでも購入はできるが、実際に使って実感してほしいので、今後は市内の宿泊施設などでも取り扱ってもらえれば。スキンケアを見直したい人は手に取って試してほしい」と話す。

 herb houseの営業時間は9時~17時。

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