熱海認定ブランド「A-PLUS(エープラス)」商品の販売が6月5日、JR東日本が運営するECショッピングモールサイト「JRE MALL」内の「伊湘箱(いしょうばこ) by LUSCA」のコーナーで始まった。
熱海ブランドの販売が始まった「伊湘箱 by LUSCA」(関連画像2枚)
「伊湘箱」は、伊豆・湘南・箱根の名産品を全国に届けようと昨年10月にコーナーを開設。約100商品を取り扱う。同コーナーが初めて取り扱う熱海ブランド「A-PLUS」は、熱海商工会議所が地元の商品を審査・認定した商品。認定事業者店舗のほか、熱海駅ビル「ラスカ熱海」内の「A-PLUSアンテナショップ」でも販売している。
「伊湘箱」での販売開始について、ラスカ熱海を運営する湘南ステーションビルの平井良介さんは「JRE MALLが抱える約60万人の会員に情報を届けられることが強み。地元の良い物の情報を発信して販売につなげたい。熱海を観光した人が自宅から購入してくれる期待もある」と話す。
「A-PLUS」認定事業者49社92商品のうち、販売を希望した13社38商品を販売する。熱海特産の干物や漬物、スイーツなどを用意し、今後、品ぞろえを増やしていく予定という。熱海商工会議所の白井萌以さんは「エープラスのネット販売への要望は、熱海ブランド立ち上げ時から多かった。認定事業者の新たな販路開拓につなげていきたい」と話す。