梅雨入りした熱海の宿泊施設が現在、雨の日も楽しめる宿泊プランを提供して観光客を迎え入れている。
ゲストハウス「MARUYA」の「ひたすらボードゲームをプレイするプラン」(関連画像2枚)
熱海サンビーチ前の宿泊施設「ホテル ミクラス」(熱海市東海岸町)は、最長22時間滞在できるプラン「ミクラスでパワーチャージ旅」を1日1組限定で提供する。新年度から3カ月たち疲れが出やすい季節に、ゆっくりと休息の時間を取ってほしいと企画。海を望む浴室のある高層階の客室を用意する。3種類の香りのアロマオイルとアロマディフューザーを提供するほか、脱アルコール技術を使ったスパークリングワイン、朝食時にグレープフルーツ風味の青汁も提供してリフレッシュしてもらう。館内には相模灘を望む温泉大浴場やサウナもあり、雨が降っても「最長22時間おこもりステイ」が楽しめるという。7月14日まで。
熱海銀座商店街のゲストハウス「MARUYA(マルヤ)」(銀座町)は6月16日限定で、「ひたすらボードゲームをプレイするプラン」を提供する。館内の共有ラウンジを使い、宿泊者同士にボードゲームを楽しみながら交流してもらおうと企画した。ボードゲームは、カードタイプやブロックゲーム、パズルゲームなどを同館で用意する。当日は、ボードゲームが趣味という人が自作のボードゲームを持ち寄る予定をしていることもあり、さまざまなゲームが楽しめるという。18時からはグループに分かれてボードゲーム大会を開く。1人での参加や初心者の参加も呼びかける。
屋外に子どもが楽しめるツリーハウスやアスレチックがある「星野リゾート リゾナーレ熱海」(水口町2)は、館内でも子ども向けの体験アクティビティーを提供する。「リゾナーレキッズスタジオ」は、子どもがパティシエの格好で季節のオリジナルスイーツ作りを楽しんでもらうプログラム。生クリームや旬の果物などを使ってロールケーキやタルトなどを作ってもらう。出来上がったスイーツは家族で食べてもらうという。料金は1人=1,500円。体験できるのは4歳から小学校低学年まで。クライミングウォールやクラフト体験コーナー、室内温水プールもあり、雨の日も館内で過ごすことができる。
熱海の各所でジャカランダやブーゲンビリア、バラの花などが咲いて夏に向かうこの季節。7月中旬ごろまで続く梅雨の時期も楽しんでもらおうと、さまざまな企画で観光客をもてなす。