熱海ゆかりのファンタジー童話「クレヨン王国」にモチーフとして登場する姫の沢公園(熱海市伊豆山)などを巡る「クレヨン王国ハイキング」が10月7日、行われる。主催は「クレヨン王国ワールドを広める会」。
同童話の原作者・福永令三さんは熱海で生涯を過ごし、作品には熱海や伊豆をモチーフにした情景が度々登場する。同ハイキングは、物語に登場する場所を自然を感じながら歩いてほしいと企画。同公園を管理する「姫の沢公園パートナーズ」と「熱海まち歩きガイドの会」が協力し、ガイドが同行して散策を楽しんでもらう。
十国峠の山頂を出発し、日金山東光寺を経由して姫の沢公園まで下るコースを2、3時間かけて歩くコース。コースでは、物語に登場する「キジのオブジェ」「おじぞうさま」などのモチーフとされるスポット12カ所のほか季節の花々を見ることができ、クレヨン王国の世界を感じられるようにしているという。
募集人数は30人。参加費は、大人=1,500円、子ども=1,000円。11月3日にも行う。両日程とも参加申し込みを9月1日から受け付ける。