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「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」がリニューアル 客室など一新

「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」の関根総支配人と北野総料理長(左から)

「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」の関根総支配人と北野総料理長(左から)

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 「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」(熱海市伊豆山)が12月3日、リニューアルオープンした。経営はグリーンホスピタリティーマネジメント(東京都新宿区)。

「グランバッハ・デラックスツイン」のジャグジー付きバスタブからの眺望(関連画像7枚)

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 2016(平成28)年7月、相模灘を望む伊豆山の標高361メートルの高台に開業した同施設。同社が展開する「ホテルグランバッハ」シリーズで最高峰という「クレッシェンド」クラスのオーベルジュで、露天風呂やビューバスが備わる客室をはじめ、ダイニングレストラン、バー、大浴場、スパなどを備える。

 今回のリニューアルでは、16室全ての客室を一新し、熱海の砂浜をイメージしたというサンドベージュ色のグラデーションとバロックオレンジ色をアクセントカラーに使った。客室のアメニティーやコーヒーなどのドリンク類も一新。ルームサービスの利用や館内のレストラン情報などを閲覧できるアプリを導入して、客のスマートフォンからコンシェルジュサービスを受けられるようにした。リニューアルに合わせて着任した総支配人の関根隆清さんは「室内の仕様だけでなく客室棟の機械設備類も一新することで、より快適に過ごしてもらえる空間になった」と話す。

 客室「グランバッハ・デラックスツイン」の海を望めるデッキには、ジャグジー付きの円形バスタブを新設した。同客室に限っては、同館に併設するボディートリートメント店「SPAクレッシェンド」のサービスを客室に居ながら受けてもらえるようにした。客室「グランバッハ・デラックストリプル」にはベッド3台を設置。これまで宿泊対象外だった12歳以下の子どもを含むファミリー客も1日1組限定で泊まってもらえるようにしたという。

 リニューアルに合わせて総料理長に就いた北野智一さんは「フレンチベースの『熱海キュイジーヌ』がテーマ。熱海や熱海周辺で取れる魚介や肉、野菜を中心に使う料理を提供する。実際に生産者を回ることで、生産者の思いも大切にしたい」と話す。

 来年にはレストランなどのある共用棟のリニューアルも予定しているという。関根さんは「10年、20年先まで長いお付き合いをしてもらえる関係をお客さまと築きたい。今後利用が増えると思われるインバウンド(訪日客)やファミリー客にも満足してもらえるような包容力のあるホテルを目指す」と力を込める。

 リニューアル記念特別プランの料金は、2人1室1泊当たり14万8,200円~。シャンパンフルボトル1本とウエルカムスイーツが付く。

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