イルミネーションイベント「MANTEN 1059」が12月23日、熱海市と函南町にまたがる十国峠の展望テラス「PANORAMA TERRACE 1059」で始まった。
幻想的な雰囲気を演出する十国峠山頂デッキからの夜景(関連画像6枚)
富士急グループが標高770メートルの十国峠で運営する同テラス。晴れた日の山頂からは、富士山や南アルプス、駿河湾、房総半島、三浦半島まで見渡せ360度のパノラマを楽しむことができる。
同テラスがイルミネーションイベントを開催するのは初。展望テラスの「マンテンデッキ」に青色の電飾を施して幻想的な雰囲気を演出する。ケーブルカー山頂駅舎2階には、満天の星空をテーマにしたプロジェクションとレーザーによるイルミネーションショー「マンテンスターテラス」を用意。山麓と山頂を結ぶケーブルカー車内も星空をイメージした電飾で空間を演出する。
山頂駅舎1階のカフェ「TENGOKU CAFE」には、カラフルな星の電飾を施したフォトスポットを設置する。金箔(きんぱく)を散りばめた「星降るモンブラン」(1,100円)、光るドリンク「ノンアルコールイルミネーションドリンク」(600円)も販売する。
運営会社・十国峠の神田和茂さんは「ケーブルカーを入り口に、非日常的な体験を提供する。イルミネーションと共に、空気が澄んでよりきれいに見ることができる山頂からの夜景も楽しんでほしい」と話す。「熱海の市街地から車で20分程度で来られるので、少し足を延ばして遊びに来てもらえれば」とも。
開催時間は17時~20時30分。12月30日~1月1日を除く土曜・日曜・祝日のみ開催。ケーブルカー運賃とワンドリンク込みの料金は、大人(中学生以上)=2,000円、小人(小学生)=1,000円。来年2月25日まで。