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熱海出身チアリーディング選手が世界大会優勝を市長に報告 「一番うれしい」

優勝と出場を報告した小松海亜さん、中山桃花さん・菜々花さん

優勝と出場を報告した小松海亜さん、中山桃花さん・菜々花さん

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 熱海出身のチアリーディング選手3人が1月15日、熱海市役所を訪問し、チアリーディング世界選手権大会の出場と優勝を斎藤栄熱海市長に報告した。

優勝した帝京大学のチアリーディング部「バッファローズ」の小松海亜さん(関連画像4枚)

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 報告に訪れたのは、小松海亜さんと中山桃花さん・菜々花さんの3人。小松さんは現在、帝京大学のチアリーディング部「バッファローズ」に所属。昨年11月に群馬・高崎アリーナで開かれた「第11回チアリーディング世界選手権大会」シニア女子の部に同チームが出場し、優勝を果たした。中山さん姉妹は、伊豆の国市を拠点に活動するチアリーディングチーム「伊豆の国パワフルキッズ」に所属。同大会で、中学生チームの桃花さんが準優勝。小学校高学年チームの菜々花さんは3位となった。

 小松さんは小学生の頃にチアリーディングを始め、その後「伊豆の国パワフルキッズ」に加入して練習に励んできた。多賀中学校を卒業後は親元を離れてチアリーディングの強豪校・箕面自由学園高校(大阪府)に進学。大学でもチアリーディングを続けて技を磨き、メンバーと共に世界一に輝いた。

 世界大会を振り返り、小松さんは「ノーミスで世界一を取る目標を達成でき、チアをやってきた中で一番うれしかった。大学卒業後は熱海に戻り、何かしら熱海が活気づくことに挑戦したい」と話す。中山さん姉妹の姉で熱海中学校1年生の桃花さんは「ノーミスでやり切れたことはうれしい。優勝チームとは0.5点差だったのは悔しいので、来年は優勝したい」と話し、同じく妹で第二小学校5年生の菜々花さんは「世界大会で力を出し切れた。来年は全国大会で優勝したい」と話していた。

 報告を受けた斎藤市長は「小松さんは目標を達成したことに自信を持ってほしい。桃花さんと菜々花さんは、先輩を手本にしてさらに上を目指して頑張ってほしい。熱海で世界を極める若者が出てきていることに、時代は変わってきたと実感する」と話した。新村茂昭教育長は「家族の支えで好きなことに熱中できるのは幸せなこと。この経験を生かしてほしい」とエールを送った。

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