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熱海ブランド「A-PLUS」に新規2品認定 14品出品も審査厳しく

新規認定を受けた事業者と審査員の田崎真也さん

新規認定を受けた事業者と審査員の田崎真也さん

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 熱海ブランド「ATAMI COLLECTION A-PLUS(エープラス)」認定式が10月18日、熱海商工会議所(熱海市渚町)で開かれた。

新規認定を受けた「あをきのひもの」の「電子レンジでチン そのまま温めて美味しいひもの・真あじ」(関連画像6枚)

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 熱海の魅力ある商品を「熱海ブランド」として認定する同取り組み。今年で14回目。9月に行われた審査会には10事業所14品が出品し、「食味の評価」「パッケージ・ネーミングの工夫」などを基準に審査を行った。

 審査を通過して新しく認定されたのは、「温まる合間に」(銀座町)が販売する「熱海産温州みかんジャム」、「あをきのひもの」(同)が販売する「電子レンジでチン そのまま温めて美味(おい)しいひもの・真あじ」の2事業所2品。18日は、新規認定の事業所と再認定の事業所の代表者が出席し、認定証を受け取った。

 審査員で熱海在住のソムリエ・田崎真也さんは「今回は出品14品のうち、認定されたのは2品だけだった。審査基準が厳しく設けられていると実感した。熱海の住民が友人や知人に土産物として誇りを持って渡したいかどうかが審査基準のベースになっている」と話す。認定品について、「みかんジャムは、ミカンのピュアな香りに持続性がある。干物は、電子レンジで温めれば食べられるように、特別な方法で焼きたてを真空パックに詰めていることに感銘を受けた」と講評した。

 「温まる合間に」の栗本遼さんは「田崎さんのような食のプロの人に評価いただけたことを励みに、これからも自信を持って熱海の農産物を加工品にしてアピールしていきたい」と話す。「あをきのひもの」の青木繁明さんは「若い人には手軽に食べられる干物を入り口にして、干物をより身近に感じてほしい」と期待を込めた。

 今回の認定で、熱海ブランド・エープラスは46事業所88品となった。認定品は、各事業所のほか、熱海駅ビル「ラスカ熱海」内のアンテナショップでも販売する。

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