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熱海・伊豆山神社で参道清掃と宮司講話 参道沿い宿泊施設が企画

伊豆山神社で水谷宮司の話に耳を傾ける参加者

伊豆山神社で水谷宮司の話に耳を傾ける参加者

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 熱海の泊まれるカフェバー「123MUSIC(イズサンミュージック)」(熱海市伊豆山)が2月15日から、伊豆山神社宮司の講話を聞くイベント「伊豆山神社 開運参道清掃」を始めた。

参道の清掃を続ける123MUSIC田中さん(関連画像2枚)

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 伊豆山神社の参道沿いにある同施設。開業した2023年10月ごろから毎月、代表の田中直人さんを中心に参道清掃を続けてきた。田中さんは「地域の人が参道を大切にしてきたため奇麗だった。土石流災害後、住民の減少や高齢化によって掃除できる人が減ってしまった。若い力で続けていきたいと思った」と話す。

 清掃は国道から市道までの約420段の階段をほうきを使って行う。日頃の清掃のかいもあってごみは少なく、落ち葉を中心に掃き集めて奇麗にする。この活動を知った神社が、感謝の気持ちを込めて2月15日、清掃を終えた参加者向けに講話した。当日は、市内から6人が参加。神社の社務所で1時間ほど、水谷智賢宮司の話に耳を傾けた。水谷宮司は「掃除は五感をクリアにして気持ちを集中できる。参拝にもじっくりと時間を使い、周りの音や風を感じながら良い気を感じてほしい」と話す。「清掃は素晴らしい行い。少しずつでも続けることが大切。輪が広がっていけば」とも。清掃後の講話は、3月以降も継続して行う。

 田中さんは「掃除は気持ちがリフレッシュでき、達成感も感じられる。今後、伊豆山の宿泊施設の利用客にも参加してもらい、神社や住民との交流を深めるきっかけにもしていきたい」と話す。

 次回は3月15日、参道清掃は10時30分~11時45分、宮司講話は12時~13時。

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